ムハンマドちゃん

お寿司がすきです

五億kgの荷物

 

久々に文章を書く気持ちになりました。

 

先月猛烈にダイエットをしていたのですが、唐突に「あ、どうせ死ぬからどうでもいいや」となってしまい、体重計も見ずに過食していました、結果、スーパーデブになりました。

 

デブになると今まで大好きだったお洋服も、メイクも、全部に興味がなくなって、ああ人はこうやって廃人になっていくんだなあ、としみじみと感じました。

 

そんな前置きはさておき、私は躁鬱と境界性というお荷物を抱えています。診断からだいぶ月日が経ったので、お荷物の扱いにもだいぶ慣れてきた今日この頃ですが、ここ数日解離の症状が出てきて、頭を抱えています。

まず、幻覚が見えるようになりました。例えば、布団が船のように揺れているのです。こんな狭くて散らかった部屋から抜け出したいと言う深層心理なのかもしれません。船の先は怖いから、布団の端にうずくまって、ここなら安全、ここなら安全、とその場をやり過ごしています。

幻覚に続いて、解離するようになりました。ある時間の記憶だけ、すっぽりないのです。昨日ウーバーイーツをしようとしてアプリを開いたら、全く身に覚えのないインドカレーチーズナンセットを注文していました。解離していても好物は譲れないのだなあと感心しました。感心している暇ではありません。本当に怖くて、信じられなくて、いつどこで食べたのかもさっぱり覚えてないし、自分という人間が怖くて戦慄しました。

そして一昨日かその前か、その辺りの記憶も曖昧ですが、些細なことで母と喧嘩しました。やっぱりこれもよく覚えていません。泣き叫んだり、家の窓から飛び降りようとして親に力づくで止められた記憶はぼんやりあるのですが、今日帰宅して、陶器製の割れた犬の餌入れがゴミ袋に入っているのを見て愕然としました。私が投げて割ったのを、曖昧ながら思い出しました。私はなんて最低なことをやってのけてしまったのでしょう。自分で自分に落胆、絶望しました。こんなに最低なタスクをいくつもこなし、しかもそれを自分で覚えていないのです。もう、泣きたいけど泣く資格もありません。同級生はこの春から社会人だというのに、当の私は引きこもりで、就活もせず、親の脛をかじって、おまけに家で暴れて、マジの最低です。こんなマジの最低な私にも普通に振る舞ってくれる親に申し訳ないなんて言葉じゃ収まりません。

 

躁鬱や境界性については、入院からもう二年半ほどが経ち、自分自身の症状との付き合い方がわかってきたので、やっとこのお荷物と一緒に生きる覚悟ができるようになってきました。渋々ですが。しかし、ここでさらに解離性障害なのか、統合失調症なのか、新しいお荷物が増えてしまったらそれはもう私の手には到底負えません。元々のキャパが米粒程度なので、シンプルに無理です。

勿論私なんかよりよっぽど辛い思いをしている人がいるのは百も承知ですが、私はこれ以上背負っていける気がしません。背負い投げできるものでも、そんな体力も私にはありません。本当に、本当にゴミなので。以上です