ムハンマドちゃん

お寿司がすきです

成人してしまった

 

二日前、成人式を迎えてしまった。地元の成人式に行って終始ぼっちになるのではという不安や同窓会の面倒臭そうな雰囲気からずっと憂鬱だったのだが、蓋を開けてみたら慌ただしさとお祭りムードで成人の日という一日は一瞬で終わってしまった。 

 

ああもうわたしはとうに二十歳の誕生日を迎えていて遂に成人式も済み、いよいよ成人してしまったのだ。成人って何だろう。大人?わたしは大人であるはずなのに自分で一銭も稼がず親の脛をかじりまくっているが、その親もまた同じく大人なのである。大人が大人を親子として養っている?成人が大人という意味なのだとしたら、わたしは成人にはなっていないと思う。むしろ勉強しない、働かない、何もしたくないというわがまま精神年齢5歳だ。そんな人間が国に成人だと認められてしまった。酒もタバコも借金も、何もかもが自由で、その一方で社会の一員として扱われてそれに伴って色んな責任も重くのしかかってくる。精神年齢5歳の人間にそんな振る舞いをしろなんてマジで無理だから成人という資格を剥奪してくれ、わたしはオレンジジュースとココアシガレットとお小遣いでバブバブ生きていたいよ