ムハンマドちゃん

お寿司がすきです

桜も咲いて春めいて

 

今日、朝起きて支度をして出掛けたら、家の近くの桜が咲いていた。空気が暖かくて、ヒートテックもコートもいらない。今年もすっかり春になってしまった。

そんな春の陽気に浮かれたままネイルサロンへ行き、冬の間は黒とか濃い赤とかそんな色ばかりを塗ってもらっていたのだけれど、今日はなんだかそうじゃないな〜と思ってブルーとグレーが混ざったような淡い色味にしてもらった。

 

去年の今頃はどうだったかなあと思い返すが、だいぶ人生オワ‼️という感じだった。というのも去年は秋学期0単位で無論「原級」の成績表が家に届き、一番好きなアイドルグループも突然解散し、状況的にも精神的にもオワ‼️であった。

それに比べたら今年はだいぶ元気なのかもしれない。届いた成績表は「進級」だったし、解散したグループの推しも新しいグループで元気に活動しているし、さらには子犬が新しい家族になって半年が経った。嫌なことといえば連日のコロナ騒ぎ、もうすぐ終わる春休み、タバコによる肌荒れくらいだ。(「バイト」「就活」は考えるのも文字列を見るのも血反吐が出そうなほど無理なので、私の世界では存在しないことになっている)

 

ここ一週間くらい、最近始めたことがある。この間、ロフトで偶然クリームソーダ柄のかわいいロルバーンを見つけて衝動買いしてしまい、果たしてこのノートを何に使おうかと考えあぐねていたのだが、どうやらバレットジャーナルというものが流行っているらしい。

バレットジャーナルというのは、ノートとボールペン一本で始められる、いわゆる自分ライクにカスタマイズされた手作りの手帳のようなもの。三日坊主だし、絵とか絶望的に上手くないし、私にできるかな・・・と思いつつ、見よう見まねで初めてみたら意外とこれが楽しかった。絵を描くのも、色鉛筆を使うのも、思えば入院していたとき暇が極まって塗り絵にハマっていたぶりだった。

バレットジャーナルのハウツーサイト曰く、その日やるべき事を箇条書きにしたり、今月の目標を立てたりして日々を充実させていこう!というコンセプトらしいが、私は目標とか自分磨きとかそういうのとは無縁な人生なので、その日あったことやちょっと嬉しかったことを日記代わりに書いたり、観た映画や読んだ本を記録するのに使っていくことにした。

最初は色々やってみようということで、日記のページの端っこにその日着た服とどんな色のメイクをしたかをちょちょっと書いてみた。まだ一週間しか経っていないのだが、これが意外に良い。私、同じ色の服の組み合わせしかしてなくない!?とか、もう春なのにテラコッタ使いすぎじゃない!?お前はいつまで秋モードなんだ!?とか、朝ギリギリに起きて何も考えず急いで支度する私にとっては新しい発見が沢山あった。これが自分磨きへの第一歩ってやつなのかな、ウゥッ

そして、毎晩ノートを開いて今日のページに色々書いていると、今まで大好きだった「丸一日布団に引きこもる日」があれなんとまあ、無駄に思えてくるのだ。私は(いや休息の日は大事、無駄じゃない、私に必要)と自分に言い聞かせるんだけど、ノートは(ほら、書くことなくない?他の日の私はあんな体験やこんな新しいことに出会ってるよ)と訴えかけてくる。困ったな。やっぱり出掛けた方がいいのかな。確かに、もう春めいて外も暖かいし、引きこもりも卒業しようかな。でも出かけて何するんだ?何をするにもお金がかかる。お金がかかるっていうことは、、、、、、、、バイトだ。最悪。